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アイコン花粉症の原因と対策 馬油をお試しあれ!

花粉症の原因と化学物質

花粉症の原因や化学物質との関係を、専門家の指摘に沿ってまとめると主に次の4つです。

  1. スギ林伐採の人手不足で、スギ花粉が異常に大量発生するようになった。
  2. スギ花粉は、飛散する途中で車や焼却場の排気ガス(化学物質)を吸収するので、花粉症はスギ林の多い山村よりも都会に多い。
  3. 化学物質は春の気温上昇に比例してより多く気散する。これにスギ花粉の大量飛散が加わって、化学物質アレルギー症状が花粉症となって表面化する。
  4. 防虫剤や殺虫剤など家庭内農薬をはじめとする化学物質の過剰摂取で、花粉に対する抵抗力、免疫力が弱くなった。

花粉症のない社会へ

原因が解れば対策も解るというもの、1から順番に対策を考えよう。

  1. スギ林伐採の人手不足の解決には国の林業対策を見直す以外にない。放置されたスギ林の姿は日本の農林業衰退の歴史と重なって悲しい。農林業を大切にする政治を!
  2. 車の排気ガス規制と、焼却場を減らすゴミ減らしやクリーン生産の政策を!
  3. 化学物質摂取を減らすための規制が必要。(タバコの有害表示を例に、化学物質摂取によるデメリット表示をする)
  4. 化学物質に頼る生活をやめること(食べ物も暮らしも)。

薬に頼らない10の花粉症対策

花粉症対策で薬に頼る人も多いですが、薬はやはり最小限にして、先ずは薬以外の対策を!既に知られていることが多いとは思いますが、10番目の馬油は是非お試しを。

1 外出中
マスクの間にぬれティッシュを挟むと気分がラク
2 帰宅時
玄関前で洋服についた花粉を落とす
3 帰宅後
手、顔などの露出部分を洗い流す
4 入浴時
髪を洗い流す(シャンプー剤は毎日使う必要ありません)
5 掃除時
マスクに加えてサングラス(ゴーグル)の利用を(ほこりがたくさん飛ばない掃除の工夫を)
6 布団
できるだけ室内で干す。外で干す場合は全体にカバーを。
7 食事
甘いものやコーヒーなどの嗜好品を減らし、アルカリ性食品を多く。
8 気分転換
鼻用の芳香スプレーを使う場合は天然のものを
9 運動
汗かく運動を取り入れ、有害物質を汗として排出する
10 鼻粘膜の保護と強化[外出前後・朝晩・就寝前など]
馬油をつけた綿棒で、左右の鼻内壁をマッサージしながら全体に馬油を塗る

馬油のすすめ

私が花粉症になったのはもう25年も前。当時の生活といえば、昼間は職場で一日中タバコの煙がモーモー、夜は化学系の液体蚊取り線香を一晩中つけて寝る日々でした。そして、このような生活(化学物質の過剰摂取)が、つらい花粉症と関係があることを知ったのは、宮田幹夫著「あなたも化学物質過敏症?」(農文協)のおかげといえます。

花粉症発症からの15年間というもの、頭痛・寒気・憂鬱症状で外出が億劫になり、花粉が飛来する時期は、春の美しさを十分に謳歌する気持ちにもなれず、一年を10ヶ月で暮らしていたようなものです。

宮田先生の著書を読んでからは徹底して化学物質を排除する暮らしを心がけ、その結果、以前ほど花粉症に苦しむことはなくなったのですが、それでも化学物質の許容摂取量を超えた時点で発症する花粉症は、そう簡単に回復するものではないとのことで、花粉のシーズンは症状緩和のために試行錯誤しつつ、外出は控えがちでした。

ところが昨年(2003年)春は、どうしても外出を控えられない状況に。そこで「花粉症対策は、鼻に馬油を塗って鼻粘膜を保護・強化すると良い」との女性医師のアドバイス[テレビ]にピンと来るものを感じ、早速、外出前後は言うに及ばず、朝も晩も馬油を塗る暮らしを始めました。すると、なんと25年ぶりに花粉症の症状から開放されたではありませんか!馬油がデリケートな鼻毛を保護してくしゃみを止めるだけでなく、花粉をキャッチして奥に入らないようにするらしく、劇的な効果にはもう本当にびっくり。今までの25年間の苦労はなんだったのでしょう?!

今春(2004年)は、スギ花粉症状[頭痛]が少し出始めた2月中旬から馬油のお世話になっています。この方法を皆さんに紹介するには、出来ればもっとたくさん経験してからが良いのですが、相変わらず花粉症で苦しんでいる人にお役に立つのではと、先ずは個人的な馬油体験談を紹介してみました。

というわけですので、馬油で花粉症が改善しましたら、今度は是非皆様の方からご一報くださいね。自然を生かしながらみんなが元気になれたら最高ですし、良いことはどんどん広めたいものです。

それにつけても自然な方法で、すばらしい花粉症対策の知恵を教えてくださった女医さん(お名前を失念して残念)には本当に感謝です。


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