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アイコン2011年05月ログ

節電対策ひとまず終了(その2)
■満足度と投資効果・課題
我家のLED照明取り組みの現状は、一階が旧蛍光灯とLED電球の組み合わせ、二階は旧蛍光灯のままですが、それでも家全体で11%の節電、全体での費用回収は4年4ヶ月となります(ちょっとお知らせ 参照)。LED電球の寿命はメーカー発表で10年ですが、これは一日10時間使用での試算なので、我家のように1日5時間使用では、なんと倍の20年にもなるというもの。うそのような夢のような話ですが、予想があたりますように・・・。さて、種類別の投資効果をご参考まで(主観的な評価です)。

■ちょっとお知らせ
皆さんの中には、我家の節電が11%なのにLED投資費用の回収4年4ヶ月は長い、と感じるかたもいらっしゃるかも知れませんので、ちょっとお知らせを。

実は、今回購入したLED商品の一つ、壁掛け型蛍光灯は割高で2万5千円でした。ですので、壁掛け型でなくスタンド型にすれば割安で、LED買い替え費用の回収は、2年2ヶ月ほどで可能になります。

■満足度と投資効果

■直線型蛍光灯の課題
・従来蛍光灯20Wの価格:750円→毎年取り替えた場合の費用:10年で7500円
・LED蛍光灯(工事不要型)→10W(20W相当)の購入価格:9950円
・節電費用:20-10=10W→@2円(5hr)×30.5(月)×12ヶ月(年)=732円(年間)
・投資費用回収→購入価格9950円÷年間節約費用732円=13年
→我家の照明時間5hr試算での費用回収:13年が必要(メーカー試算の照明時間10hrでの費用回収:6.5年)

直線型LED(工事不要型)は、電球型LEDと比べると、投資費用回収に余分な年数がかかりますが、電球型LEDについては安くなってきていますので、直線型LEDも需要次第で買いやすい価格になることを期待しましょう。

■工業用4割・民生用6割
この数年の国内電力需要は、工業用4割、民生用6割。工業用利用が省エネ努力と景気の減速で減る一方、民生(オフィス・家庭)は増加の一途です。

オフィスでは冷暖房やOA機器の増加、家庭ではこれに加えてテレビの増加や調理器具の電化などが電力需要を押し上げているためですが、民生でもLEDなど投資効果が大きなものから取り組めば、節電15%実現は可能と思います。

■自然エネルギーへ
原発に代わる電力として有効な火力発電は、長期的に見れば、燃料の石油資源に限りがあります。確かな選択として、国は自然エネルギーへの転換、節電商品の需要を高める対策を、企業はそれら商品の購入メリットを高める工夫を、精一杯して欲しいものです。

そして、当面の目標、先ずは節電15%を、社会全体でクリアーしましょう!
2011年05月20日更新
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節電対策ひとまず終了(続)
■直線型LED照明購入前の節電試算
前回報告した節電率は我家一階だけの計算で、2階の照明を加えることを失念してしまいました。先ずはお詫びして、再計算したものを報告とします。

■LEDを取り入れた部屋と取り入れられなかった部屋
前回の報告は、たとえ一箇所でもLEDに取替えた部屋が一階に集中していたため、節電比計算の最終段階で、二階(LED取替え対象としない)部分を失念してしまいました。

ですが、家庭の使用電力(≒電気料金)全体で考える必要があり、次の計算を加えねばなりません。



■直線型LED照明は商品待ち
ところで今回、なぜ二階がLED化の対象からはずれたかというと、二階は全て直線型蛍光灯だったからです。直線型LEDは取り付け工事が必要なものが殆どで、そのまま交換できるタイプのLED照明メーカーは一社のみ(販売店確認)、競争会社がないためか価格は高値と感じました。少なくとも2社以上の商品を比較して購入したいため、しばらく様子見としました。LEDメーカーさん、直線型が店頭に並ぶ日を待っていますよ!

■ちりも積もれば山となる
以下も改善しましたので、現時点でも、家庭全体での節電率は11%にはなるでしょう。
・トイレ便座の電源オフ:冬場以外は布カバーで。必要なときだけオンに。
・エアコン主電源を手の届く場所に:(季節外オフから使う都度オフにする工夫)
・〜主電源の位置が高いため、1メートルコードで繋いで手の届く場所に下げた〜
・主電源オフスイッチの切り忘れ:目に入りやすい場所へ変更して改善。
2011年05月19日更新
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節電対策ひとまず終了
■現時点での節電予想率
節電対策の一環としてLED照明取り組みの流れが加速中、コンビニ(セブンイレブン)、ビアガーデン(横浜そごう)、地下鉄(東京メトロ、横浜市営)などなど、LED照明に切り替える店や企業が続々登場しています。報道では、照明をLEDに切り替えるだけで15%節電可能と伝えています。

我家では、予算の関係から全体の半分(電球型とスタンド型のみ)をLED照明に切り替えたところで、節電対策はひとまず終了です。

■LED照明器具を買う時の注意
購入に際しては、次のことを注意すると良いでしょう。

1 メーカーによる違い:同じ消費電力でもメーカーにより明るさが違う
 →実物を点灯してもらい、確かめてから購入する

2 昼白色と電球色:同じ消費電力でも、昼白色は電球色より一回り明るく感じる
 →目的と場所に応じて使い分け、迷った時は昼白色を優先する

3 組み合わせ効果:従来の快適感を損なわない工夫をする
 →全体照明と部分照明の組み合わせ効果で快適感をアップする

■LED照明の節電予想率 
節電対策がひとまず終了したところで、節電予想率を試算してみました。なお前回報告後にLED電球を買い足して試算したため、数字が違ってきています。


上の表から、照明全体の半分をLEDに交換した結果、59%の照明電力が節約されたことが解ります。
LED照明の節電率→ 282W÷476W=59%

次に電力使用量全体への貢献度を試算してみました。電力使用量全体に対して照明が占める割合を25%と(少なめに見積もり)した上での試算です。

電力使用全体への節電効果→59%×0.25=14.75%

照明器具の半分をLEDに入れ替えただけでも、節電効果は歴然ですね。更に照明以外にも、新たに始めた節電工夫があるので、15%節電は達成できているでしょう。

■投資効果
さて、我家もそうですが、大方の家庭でのLED照明購入は、原発事故が起きるまでは予想しておらず、臨時の出費……そこで、節電効果に加えて投資効果もありと解れば人へも薦めやすく、その結果、家庭のLED普及は加速され、全国規模での15%節電が実現できるはずです。

我家の場合、LED購入代金は3年3ヶ月ほどで回収され、その後はプラスに転じて、7年後には投資費用とほぼ同額の金額が戻ってくる算段です。

更に、LEDメーカーのいう“LEDの寿命は10年”が、その通りになるならば、投資費用の倍額が戻ってくることになるでしょう。

さて、我家は5月から新電気料金(LED取組み料金)です。電気代が15%安くなる分だけ、電力不足解消に貢献できることがうれしい! そして3年半後には受け取り開始になりそうな“節電ご褒美”が楽しみ!!
2011年05月14日更新
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先ずは節電
■照明をLED電球へ
起きてしまった未曾有の大事故に、今も心奪われていますが、いつまでも嘆いてばかりもいられません。被害を免れて暮らすことが許されている家庭で、すぐに取り組まねばならないことってなんだろう?それはいうまでもなく、改めて電気の使い方を見直すこと。

暮らしの質を落とさず、暮らしの中味が豊かになる省エネ生活を工夫・実現することでしょう。我家でも更なる節電対策を開始、いままで使っていた“省エネ型電球”が消費期限切れに近いことから、“LED電球”への買い替えを済ませたところです。

■省エネ時代の照明・節電効果
我家での照明に関する節電効果を振り返ってみると、1980年後半“バブル時代”の照明電気料金を100とすると、1990年代後半から311原発事故までの“省エネ時代”には25%を削減しています。とはいえ照明関係は全電力使用量の3割ほどなので、照明による省エネ貢献度は、電気料金全体の8%に過ぎませんでした。

■省エネ時代から“LED時代”へ
2000年代になってからは、電気使用量が激減するLED(Light Emitting Diode発光ダイオード)商品が登場。とはいえLED商品は購入時の負担が大きく“高嶺の花”というイメージで、我家でも商品購入までは至りませんでした。しかし今、改めてLED商品が電力不足解消への最短にして有効な手段であることを実感しています。今回、我家で買い換えた照明器具は照明全体の35%に過ぎませんが、それでも“省エネ時代”の照明電気料金を100とすると44%の節電効果、電気料金全体への貢献度は15%ほどになるでしょう

■投資費用の回収時期
ではいったい、投資費用は何年で回収できるのでしょうか?我家の場合、電球だけでなくスタンド型や壁掛け型もLEDにしたため、購入予算をオーバーしましたが、使用実態を考慮した試算から、投資費用は3年3ヶ月で回収できそうです。加えてメーカーPRの通り“LED電球の寿命10年”なら、2倍の投資効果が生まれ、家計への貢献度大です。

■城南信金に続こう
東京を中心に店舗を持つ城南信用金庫では、311事故以降、照明のLED化や自然エネルギー取り組みなどで、3年以内に店舗全体で30%節電することを宣言。更に、自然エネルギーに取組む企業への積極的な融資を開始するなど、敏速な行動には目を見張ります。

安心して暮らせる社会めざして、城南信金に続こう!それぞれの知恵を惜しまずに!!
2011年05月07日更新
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