■現時点での節電予想率
節電対策の一環としてLED照明取り組みの流れが加速中、コンビニ(セブンイレブン)、ビアガーデン(横浜そごう)、地下鉄(東京メトロ、横浜市営)などなど、LED照明に切り替える店や企業が続々登場しています。報道では、照明をLEDに切り替えるだけで15%節電可能と伝えています。
我家では、予算の関係から全体の半分(電球型とスタンド型のみ)をLED照明に切り替えたところで、節電対策はひとまず終了です。
■LED照明器具を買う時の注意
購入に際しては、次のことを注意すると良いでしょう。
1 メーカーによる違い:同じ消費電力でもメーカーにより明るさが違う
→実物を点灯してもらい、確かめてから購入する
2 昼白色と電球色:同じ消費電力でも、昼白色は電球色より一回り明るく感じる
→目的と場所に応じて使い分け、迷った時は昼白色を優先する
3 組み合わせ効果:従来の快適感を損なわない工夫をする
→全体照明と部分照明の組み合わせ効果で快適感をアップする
■LED照明の節電予想率
節電対策がひとまず終了したところで、節電予想率を試算してみました。なお前回報告後にLED電球を買い足して試算したため、数字が違ってきています。
上の表から、照明全体の半分をLEDに交換した結果、59%の照明電力が節約されたことが解ります。
LED照明の節電率→ 282W÷476W=59%
次に電力使用量全体への貢献度を試算してみました。電力使用量全体に対して照明が占める割合を25%と(少なめに見積もり)した上での試算です。
電力使用全体への節電効果→59%×0.25=14.75%
照明器具の半分をLEDに入れ替えただけでも、節電効果は歴然ですね。更に照明以外にも、新たに始めた節電工夫があるので、15%節電は達成できているでしょう。
■投資効果
さて、我家もそうですが、大方の家庭でのLED照明購入は、原発事故が起きるまでは予想しておらず、臨時の出費……そこで、節電効果に加えて投資効果もありと解れば人へも薦めやすく、その結果、家庭のLED普及は加速され、全国規模での15%節電が実現できるはずです。
我家の場合、LED購入代金は3年3ヶ月ほどで回収され、その後はプラスに転じて、7年後には投資費用とほぼ同額の金額が戻ってくる算段です。
更に、LEDメーカーのいう“LEDの寿命は10年”が、その通りになるならば、投資費用の倍額が戻ってくることになるでしょう。
さて、我家は5月から新電気料金(LED取組み料金)です。電気代が15%安くなる分だけ、電力不足解消に貢献できることがうれしい! そして3年半後には受け取り開始になりそうな“節電ご褒美”が楽しみ!!